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ホッテントットエプロン -スケッチ
ホッテントットエプロン -スケッチ という不思議なタイトルの映画を見た。
@渋谷 アップリンクファクトリー

http://www.hottentotapron.com/

台詞がいっさいない映画。
幻想的で不可思議なシーンの連続。とても想像力が掻き立てられた。
私の好きな世界!

あの不思議な世界は少女の夢だろうか?
現実ではない奇妙で美しい世界と現実を行き来する。

ねずみ色のフードを深くかぶったクラリネット吹き。
この男が異世界へ導いているようだ。
クラリネットの音って、現実感がないというか、不思議な音だと思っていた。
クラリネットの怪しげな旋律。絶妙だった。

少女にはあざがあるらしい。
ヌードシーンがたくさんあるけど、あざは見えないのだが。。
少女の分身のような人形。
この人形のお腹にもあざがある。

外に出ると牛がいる。白と黒のまだらの牛。
これはあざの象徴だろうか?
全身あざのような模様の牛。
対照的に、少女は真っ白な服に身を包んでいる。

セットがとても素敵。
インスタレーションをたくさん見た感じ。
部屋一面を覆っているダンボールを剥がすと、真っ青な部屋が現れる。
ダンボールをぐしゃぐしゃにして戯れる。
ダンボールがふわふわしているようで、すごく気持ちよさそうに見えた。
2階は赤い毛糸がいっぱいぶら下がっている。
血管みたいでちょっと怖い。

青い部屋にあざが増えていく。
その部屋で少女は柘榴をかじり、種をびゅっと吐き出す。
その姿が野蛮でとてもエロッティック。
そして、あざから草が生えてくる。
あざから植物!これは意外ですごく面白かった!

最初、ゆったりとした展開だったが、徐々に加速し後半はとてもスリリング。

ねずみ男が夢に登場。
ここは、この男が作り出した世界だったのか?

人形のお腹のあざが消えた。
希望を感じたが…。

顔が花に覆われている。
それを退けてみると…顔一面にあざが。
このシーンはぎょっとした。

男の顔にはあざがあるらしい。
あんた見えないところでしょ、俺なんか顔にあざがあるんだよ
という男の主張に感じた。

最後は赤い毛糸を切り刻み、大量のダンボールを燃やす。
内なる世界からの脱出したようだ。

そしてダンボールでできた家(夢の中では立派な家だが)から出ると、そこは川辺。
川の中からわずかに出たコンクリート(?)に横たわる少女。
その姿は人形に変わる。

希望と不安が入り混じるラストシーン。


音は生演奏だった。
曲というものではなく音響。
ひょいひょいとした様々な音が、幻想的な映像と相まってより不可思議な作り出していた。
クラリネットは息を吸う音が聞こえて面白かった。

夢に迷い込んだような美しく不思議な映画だった。
あの風景を実際に見てみたい。あの世界に入ってみたい。
| pocco | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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poccoアート・デザイン観賞日記。現代アート、パフォーマンスが好きです。本業はウェブでザーナー。

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